大人の方でも「舌の機能」といわれても、あまり意識したことがない方もいっしゃるのではないでしょうか?

舌は、口の中で実に多彩な動きをしています。

この働きが弱かったり、悪い癖がある場合、お口の状況と重なって、口腔筋機能が低下してしまうことがあります。

お子さんの舌の機能は、普段何気なく噛んでいるガムを使って、カンタンにチェックできるので試してみませんか?

 

 

舌のコントロールを確認

 

 

※画像はイメージです。

 

 

口の中で、舌を使ってガムを上手にボール状に丸めることができるかやってみましょう。

キレイなボール上に丸めることができたら舌のコントロールができていることになります。

もし楕円形になったり、うまく「○」にならなかったら、舌のコントロールができていないということになります。

通常、食事を飲み込むときには、下の真ん中に食べ物(塊)を集めて、上あごに押し付けます。ガムをボール状に丸めて舌の真ん中にのせることで舌のコントロールができているか確認ができます。

 

 

舌の筋力を確認

 

※画像はイメージです。

 

今度は、舌を使ってガムをギューと上あごの中央に押し付けてみましょう。

上あごの真ん中にガムを広く押し付けることができればOKです。

前歯の裏についてしまったり、ガムが変な形になる、ガムの形が小さい(広げられない)場合は、舌を上に挙げる筋力が弱かったり、舌の力が均等でない、舌のコントロールができてないといったことが考えられます。

 

 

 

嚥下(飲み込む)時の正しい下の動きをチェック

 

※画像はイメージです。

 

ガムを上あごの中央に押し付けた状態で、ツバをごっくんと3回飲んでみましょう。

中央にあるガムが三角形に変化していたら正しく舌が動いている証拠。

もしガムの形が変わらない場合は、舌が前方にでていたり、飲み込み方が間違っている可能性があります。

 

 

 

1日3分トレーニングで改善も

 

これらのチェックはあくまでも簡易検査です。もし、お子さんが、あまりうまくできなくても落ち込まないでください。身体の筋トレと同じく、弱い部分はトレーニングで鍛えることで改善することもできます。

 

舌のコントロールや、筋力、飲み込む力が弱くても、すぐに何か悪影響がおきるということではありません。目安として1日3分程度、このトレーニングを行うことで改善を期待することができます。

 

また舌の力だけでなく、歯並びや歯が生えてくるスペースにも問題がある場合は、早めに歯科にて適切な治療や処置、指導を受けることで、親御さんにもお子さんにも負担の少ない方法で改善が期待できます。

 

三歳からの小児予防矯正について

 

もし結果が気になる方は矯正の必要があるかどうか、検査をしてみるのはいかがですか?

 

 

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