インビザラインファーストの治療法と治療の流れ、適応年齢や期間、症例についてご案内します
目立たない透明マウスピース矯正
スポーツで使用するような透明の「マウスピース」を使った矯正方法。永久歯が生えそろう前から治療可能。成長が活発な時期に矯正が行えます。歯並びを3D画像化し、最初の段階で歯の移動、治療期間、完成予想まで確認してから治療を始められます。
食事やお手入れの時は取り外すことができ、激しいスポーツ中に装着していても問題ありません。2週間ごとに自分で新しいマウスピースに交換していくので、来院時の診療時間も短くてすみます。
痛み
無
ほとんど痛みません。
抜歯の可能性
無
症例によって歯の移動のために、永久歯の間引き(抜歯)、歯間を削ることがあります
取り外し
可能
ご本人、または家族による取り外しができます
適応年齢
7歳~大人
1日の装着時間
20時間
治療期間の目安
約3~5年
治療後1~2年間はリテーナー(保定装置)装着が必要
インビザラインファーストの特長
- 1. 乳歯が残っていてもOK
- 2. オーダーメイドのフィット感
- 3. 治療中でも目立ちにくい
- 4. 治療前に治療期間がわかる高精度なシュミレーション
- 5. 歯の型取りは1回だけ
- 6. 自分で取り外せる
- 7. 装着したままスポーツ(部活)ができる
- 8. 食事をする時は外せるのでストレスがない
- 9. 取り外してハミガキでき口腔内が清潔
- 10. 自分で装置を交換しながら治療が進められ、通院回数を減らせる
- 11. 痛みがほとんどない
インビザライン認定医証
院長の西尾裕司は2010年に、インビザラインを開発したアラインテクノロジー社主催の『インビザライン認定医講習会』を受け、直接認定されています。
アメリカのアラインテクノロジー社とはWebでデータのやり取りを行い、治療のシミュレーションを実施。歯の移動の細かな修正も短時間で行うことができます。世界が認めた本格的マウスピース矯正を日本にいながら受けることができます。
2018年全世界での新規症例数は120万以上、累計では680万を超える患者様がインビザライン治療を受けています。是非、お気軽にご相談下さい。
使用する装置
マウスピース(アライナー)
自分で新しい装置に交換していきます
インビザラインファースト治療の流れ
-
1.精密検査
診察時にレントゲン撮影や歯の型取り(印象)など精密検査を行います。
-
2.3D治療計画の作成
精密検査の結果を元に3D治療計画ソフトを使って、矯正後の歯並び(予測される歯牙の最終位置)を確認します。
精密なシミュレーションを行うことで、おおよその治療期間も予想ができます。治療前に完成する歯並びをイメージしながら治療を進められるので、モチベーションもアップします。 -
3.マウスピースの作製
患者様の歯のデータを元に、おひとりずつオーダーメイドのマウスピース(アライナー)を治療計画終了分までまとめて製造します。
※精密検査後、約1ヶ月ほどで完成 -
4.治療経過の確認
マウスピースをお渡しします。毎日20時間以上マウスピースを装着し、1~2週間ごとに次の段階のマウスピースに交換していきます。約4~6週間ごとに通院して、治療経過を確認します。
-
5.治療終了
治療終了後は、歯牙の位置を安定させるために、リテーナー(保定装置)を使用します。後戻りを予防するためには、リテーナーは1日20時間程度。移動にかかった期間と同じ期間を目安にリテーナーを使っていただきます。
当院は予約制です
矯正に関するカウンセリングは、事前にお電話にてご予約をお願いいたします。矯正相談は無料です。まずはお悩みやご希望をお聞きした上で、お口の中を拝見し、矯正方法をご提案します。ご理解、納得いただいた上で矯正治療を進めますので、全体的な治療方針や治療法の選択肢、費用など気になる点はお気軽にご相談ください。
ご家族や、お子様の身近な方にご協力いただきたいこと
毎日きちんと装着できているのか"しっかり"確認
取り外しができる装置のため、決められた時間はしっかりと装着していないと治療が進みません。お子様自身では管理できないので、身近な方が決められた時間に着脱し管理をお願いします。
小児矯正の場合は、ご本人より身近な方が治療に参加し見守っていく意識をきちんと持っているかどうかが成功の要といえます。虫歯などの治療に比べて、通院期間は長くなります。いやがるのを叱りながら「矯正させる」のではなく、お子様がやる気をだしてくれそうなイメージや目標を想像させて、治療をサポートしていただければと思います。
装着時間に応じて、色が変化されるデザインもあります。おおよその装着時間を確認することができます。
インビザラインファーストが向いていないケース
- •歯のがたつきがかなり大きい
- •歯の根の向きをコントロールする必要がある治療
- •顎の位置に前後・左右のズレがある場合
- •本人に治す意志がない(装着時間を守れない)
- •レジンアレルギーがある
- •むし歯リスクが高い場合(甘いものをよく食べる。歯磨きをあまりしない。)
小学校2年生から始めるインビザラインファースト
インビザラインファーストは、小学校2年生からスタートして一旦小学校5年生で終了します。その後12歳臼歯が萌出してきて、中学校1年生くらいから再スタートして中学校2年生で終了するようなイメージです。12歳臼歯が問題なく萌出すれば再スタートは不要になります。
金属アレルギーの方にも安心
金属を使用しないので金属アレルギーの方でも治療が可能です。
※インビザラインシステムのマウスピース素材はレジンのため、レジンアレルギーの方には適しません。
歯は削ると弱くなる!?
元々歯と歯が重なる部分は、エナメル質が脆弱化しています。矯正のために歯の間を削る場合、削った面を研磨してから特殊なミネラルコーティングをして歯の表面を強くするので、虫歯になりにくくなります。
小児矯正に関する
皆様からのお問い合わせをまとめました
インビザラインは2019年より小学校低学年から治療を開始できるようになりました。9歳までに開始すれば、永久歯の間引き(抜歯)、歯間を削ることはほぼゼロで治療ができます。
9歳以降でも、できるだけ歯を抜かず、削らない治療をご提案していますが、歯列不正が大きい場合は、抜歯や歯間を削る可能性があります。