歯列矯正の方法には色々ありますが、中でも取り外し式のマウスピース矯正「インビザライン」は、ワイヤー矯正にはない様々なメリットがあります。今回は、10代のインビザライン「インビザライン・ティーン」のメリットや特徴についてお話をしたいと思います。

 

インビザライン・ティーンについて

お子さんの歯並びが気になっても、いつから歯列矯正を始めたらよいのか悩む親御さんも多いと思います。また学校の歯科検診で、矯正をしたほうがよいと言われることもあるでしょう。

また矯正治療といえば、歯にギラギラした矯正装置がついているイメージが強く、思春期のお子さんによっては「恥ずかしい」「目だつから矯正治療したくない」と思ってしまうかもしれません。

インビザライン・ティーンはこのようなお子さんの悩みを解消しながら歯並びをきれいに整えていく治療法です。
(2019年3月よりインビザライン・ファーストが導入されます。これは小学校2~3年生から開始するインビザライン治療です。インビザライン・ティーンは11~14歳くらいのインビザライン治療でしたが、現在は大人用のインビザライン・フルとほぼ同じ治療方法となります。)

最も大きな特徴は、透明なアライナー(マウスピース)を使用するため、目立たずに歯並びを整えることができることです。これなら周りのお友達にも気づかれることなく、矯正治療を進めていくことができます。

また取り外し式のため、食事をしやすいことも特徴です。細めのパスタや春雨なども、矯正装置に絡まることがないため気にせずに好きなものを食べていただけることも、思春期のお子さんにとってメリットとなることでしょう。さらにこの時期はホルモンの分泌により、歯ぐきが腫れやすいくなっています。ワイヤー矯正は歯磨きがしにくいため汚れが残りやすく、歯ぐきに炎症が起きやすくなっています。インビザラインはアライナーを取り外して歯磨きができるため、お口の中を清潔に保ちやすいこともメリットと言えます。

そしてケガもしにくく、アライナーを装着したまま部活やスポーツも楽しむことができるのも、インビザラインの特徴です。

このように、インビザライン・ティーンはお子さんのライフスタイルやお悩みに沿った矯正治療法だということがおわかりいただけると思います。

 

なぜ歯列矯正が必要なの?

そもそも、なぜ歯列矯正というものが必要なのでしょうか。それは、見た目だけでなく将来のお口の健康を守るためです。日本では、多くの成人が主に歯周病によって大切な歯を失っています。むし歯でも歯を失うことはありますが、歯周病はむし歯のようにはっきりとした痛みを感じないまま症状が進行するため、気がつくと歯を支える顎の骨が吸収されており、歯を支えることができずに抜け落ちてしまいます。

歯周病やむし歯の根本的な原因は、ブラッシング不足によるプラークの蓄積です。そして歯並びの悪さはブラッシング不足を招き、プラークが溜まりやすくなって歯周病やむし歯を引き起こしやすくなってしまうのです。

お子さんの歯列矯正は、大人になってからの歯の健康維持のためでもあるのです。

 

インビザライン・ティーンの適応年齢について

インビザライン・ティーンは永久歯が生え揃う頃から開始することができます。10代はまだ顎の骨が柔らかいため、高校生くらいから始めても問題はありません。しかし場合によっては抜歯が必要になるケースもあります。できる限り早目から矯正治療を開始することで、抜歯をせずに歯並びを整えることができる可能性が高くなるため、お子さんの歯並びが気になったら、早めにかかりつけの歯科医院で相談しましょう。

 

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