子供(4~11歳くらい)における矯正歯科治療の流れ
【1 初診矯正相談】
問診・視診・触診などにより、咬み合せの状態、予測される治療の内容、治療開始時期や治療期間・費用について大まかな説明を行います。
↓↓↓
【2 精密検査】
歯や口の写真、顔と全身の写真、歯列の模型など必要な資料をとっていきます。身長・体重、乳歯の動揺度の測定、生活習慣や不定愁訴の聴きとりなどを行います。
↓↓↓
【3 診断・治療計画説明】
精密検査の結果をもとに、診断・治療計画・費用などの説明を行います。使用する予定の装置のサンプルを用いて具体的なイメージができるように説明します。
↓↓↓
【4 初期治療(予防矯正)】
永久歯が生えそろう前に、歯やあごの位置関係を改善する装置やあごを広げる装置、舌の悪い癖を改善する装置などを使いながら不正を除去していきます。小学生の場合は主に取り外し式のSH療法(床矯正)もしくは歯の裏側に装着する3D矯正装置を使用します。
↓↓↓
【5 保定】
歯並びが良くなった後もしばらく装置を使います。永久歯への生え代わりを経過観察します。
↓↓↓
【6 再検査・再診断】
12~15歳頃で、犬歯・第二大臼歯が完全に萌出する時期に行います。
↓↓↓
【7 本格矯正 12歳頃~】
ワイヤー&ブラケット矯正を行います。全ての永久歯を厳密に動かして、良好な咬み合せを獲得します。
↓↓↓
【8 保定】
良好な咬み合せを維持するための装置を使います。年に2~4回定期観察を行います。

※再検査・再診断で本格矯正が必要でない場合は、治療が終了します。